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a5e6a528.jpegこんにちは。
neco-mocoです。

さてさて、みなさん。
こちらの写真に写っているもの。
何だかご存じですか??

実は先日、座繰り講習会に参加してきました。
一応、確認がてら
うさぎやスタッフのお助け本『保存版 きもの用語事典』で簡単に調べて見ると。。。



4c4a3fda.jpeg「座繰り」とは。。。
繭から生糸をとる場合、機械を用いずに手で糸を引出し、
座繰り機(糸を巻き付ける道具)に巻き取る方法。
とあります。

もう、お分かりですね!!
上の写真は、生糸(絹)の原料、繭です++IMG_0621.jpg

そして、左の写真がその座繰り機なのです。
こちらは「前橋座繰り」と呼ばれるものだそうです。

こちらは、すでに糸を巻き取っている状態。


しかし、その前にまずは繭を煮出して、糸を引きだす作業が有るのですが、、、
右の写真は、煮出した後に糸を引きだしている場面です。

まるで、納豆のように糸がビヨーンと伸びているんです!!
もうビックリでした!


講師の方は、群馬県の赤城山の麓の村のご出身で
その一帯は、座繰りが盛んで農作業の合間や農閑期に行う女性たちの仕事だったとのこと。
しかも、料理と同じく、家ごとにその仕方は様ざまで、母親から娘へ。
嫁げば、姑から嫁へと代々受け継がれてきたそうです。
講師のお母様も、座繰りの名人で、座繰り仕事(糸仕事)を子どもの頃からずっと見てきたそう。

その辺のお話しは、興味深くて、とても面白く(しかも、とってもお話し上手な方。)
とっても贅沢な時間を過ごさせていただきました。

しかし、この糸仕事の職人たちが減ってきているという現実もまたあり、
はるか昔から行われてきた営みが、完全に姿を消すことがないように祈るばかりです。

aff5e06e.jpeg左)neco-moco、座繰りを体験の図。

わたしも、少し体験させていただいたのですが
どうも、糸に遊ばれてしまいました;;

「厳しい姑の所で修行しないとダメだね((笑)」
わたしの不器用さ加減に講師の方も一言・・・。


a1cdd8e8.jpegもっといろいろと面白い話もあったのですが
記憶の引き出しが上手く開かないので、今日はここまでにしておきます。
以上、座繰り体験記でした**

左)繭から糸が引かれている様子。美しいなあと思いました。


neco-moco
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